「戻りカツオ」豊漁で…価格3割安 “水揚げ量2.7倍”漁港に熱気「脂のって味も濃い」(2023年11月7日)
今が旬の「戻りカツオ」。去年は不漁だったのに対し、今年は豊漁となっていて、お得に購入することができます。生鮮カツオの水揚げ量が日本一の漁港は湧いています。
■「戻りカツオ」去年より3割ほど安い
たっぷりと脂がのった、濃厚な味わいの「戻りカツオ」。
タレに漬けた新鮮なカツオを、新米のご飯と一緒に味わう「カツオの漬け丼」は、家庭で手軽に作れるぜいたくな一品です。
今年はそのカツオが豊漁で、去年と比べて価格が3割ほど安くなっています。
魚武商店 3代目 柳田昇さん(49):「今年は結構カツオは豊漁といわれているくらいで、今、市場に行っても必ず量がある。この時期は気仙沼、宮城県産が特に多い」
■水揚げ量は去年の2.7倍「脂がのって味も濃い」
生鮮カツオの水揚げ量が日本一の宮城県・気仙沼港では、大きなカツオが次々と揚がってきます。
4日までの水揚げ量は2万2700トンとなっていて、不漁だった去年の2.7倍に達しています。
第88佐賀明神丸 森下靖船頭:「今年は5月から黒潮がこの東北に。今まで見たことないような、20℃の黒潮の本潮が東北まで来たので。安定して目の前で釣れて、効率が良かったから水揚げも良かった」
その気仙沼でとれたばかりの新鮮なカツオが…。
柳田さん:「(Q.すごい!光っていますね)体も太くなっていて、味も濃いです。ちょうどこの皮の間に脂が一番のっています。(店頭価格は例年より)1~2割は安い」
■「戻りカツオ」は来月まで楽しめる?
東京・豊洲市場のカツオの卸売価格は、1キロあたり917円だった去年と比べ、今年は1キロあたり660円と3割ほど安くなっています。
客 40代:「今年はいっぱい食べられるってことですか?うれしい」「たくさんとれて安く食べられて、貧血にも良さそうだからいいかなと」
この鮮魚店によりますと、「戻りカツオ」は来月まで楽しめるということです。
(「グッド!モーニング」2023年11月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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