東芝・綱川智社長が退任 株主の要求受け経営陣刷新(2022年3月2日)
経営の混乱が続く東芝は株主の要求を受けて綱川智社長が退任するなど経営陣を刷新しました。
東芝・島田太郎新社長：「新CEOとして最初にやるべきことは株主、お客様、社員を含むすべてのステークホルダーとの強固な信頼関係を築くこと」
東芝は、綱川社長と畠澤守副社長が1日付で退任し、後任の社長に島田太郎常務が就任したと発表しました。
経営陣刷新の背景には株主の要求がありました。
東芝は、去年11月に企業価値を高めるためとして「3分割案」を提示しましたが、いわゆる「モノ言う株主」などから反発を受け、先月にはデバイス事業だけを独立させる「2分割案」に方針転換するなど経営の混乱が続いています。
後任の島田社長は、会社を2分割する計画案を予定通り進める方針を示しました。
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