韓国大統領選 与党候補が自身の「対日観」披露(2022年3月1日)

韓国大統領選 与党候補が自身の「対日観」披露(2022年3月1日)

韓国大統領選 与党候補が自身の「対日観」披露(2022年3月1日)

 9日の韓国大統領選挙を前に与党候補が政見放送で日本への批判を展開しました。僅差で争う最大野党候補との差別化を図る狙いがあるとみられます。

 与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補は、政見放送のなかで「日本政府は日韓共同宣言に持続的に違反している。歪曲歴史教科書で教育し、独島(ドクト)を竹島と主張し、慰安婦を否定している」などとする自身の厳しい「対日観」を改めて強調しました。

 そのうえで「歴史法廷に時効はない。戦争と人権に関わる問題はよりそうだ」などと述べ、元慰安婦と徴用工を巡る問題が未解決だとする文在寅(ムン・ジェイン)政権の方針を引き継ぐ姿勢を明確に示しました。

 李氏は「佐渡島の金山」の世界遺産推薦や福島第一原発の処理水問題でも批判を強めていて、李氏が次期大統領となれば文政権の5年間で冷え切った日韓関係はより厳しい状態になることが予想されます。
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