近畿大学 ニホンウナギの完全養殖に成功【知っておきたい!】(2023年10月27日)
年代を問わず、多くの人から愛されるウナギ。
近年は養殖の元となるシラスウナギの不漁が続き、取引価格は20年前のおよそ16倍に上がっています。
26日、近畿大学がある画期的な発表を行いました。
近畿大学:「ニホンウナギの完全養殖に成功しました」
今年7月、養殖で卵から育てたウナギから受精卵を採取し、ウナギの赤ちゃんにあたる仔魚(しぎょ)が孵化(ふか)したということです。
完全養殖の成功は、大学としては初めてです。
近い将来、ウナギが手頃な価格で購入できる日は来るのでしょうか?
近畿大学:「本学を含め、現在開発されている技術では、低コストで大量生産できるめどは立っていないのが実情です」
今後について、近畿大学は「仔魚用の飼料の改良に取り組み、シラスウナギまでの育成技術の安定化を目指す」と説明しています。
(「グッド!モーニング」2023年10月27日放送分より)
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