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今後も上昇?住宅ローン金利 家計負担どれだけ増える?(2023年10月21日)
値上げの波は「衣食住」の住の分野にも及んでいて、建築資材の高騰などの影響もあり、住宅の販売価格も上昇。今年度上半期の都心の新築マンション平均価格は、初めて1億円を超えて過去最高になりました。
高島彩キャスター
「住宅の販売価格が上がり続けていますが、住宅ローン金利の今後の動向も、気になります」
板倉朋希アナウンサー
「現在の住宅ローン金利の状況ですが、よく耳にするフラット35や10年固定金利は上昇傾向にあります。そして、この金利が今後どうなるのかということですが、住宅ローンアドバイザーの淡河範明(おごう のりあき)さんに伺ったところ、今後1年くらいで35年や10年固定の金利は0.3から0.8ポイント上昇し、変動金利も0.5ポイントくらいは上がっていく可能性があるということなんです。では仮に金利が上がった場合、どれだけ支払いが増えるかですが、35年固定金利で3000万円を借り入れた場合、 もし0.8ポイント金利が上昇すると、現在の金利に比べて月々の支払額は、およそ1万2600円、総返済額はおよそ530万円ほど増えるということです」
高島彩キャスター
「こうやってみてみますと0.8ポイントでも、返済額は大きく変わってきますが、金利の上昇は続く可能性はあるんでしょうか?」
板倉朋希アナウンサー
「淡河さんによると、日銀は現在の円安の原因になっている日米の金利差を是正するため、今のゼロ金利政策を解除するのではないかというのです。すると各金融機関は金利を上げることになるので、住宅ローン金利も上がっていく可能性があるということなんです」
高島彩キャスター
「柳澤さん、家を買うタイミングというのも難しいですね?」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
「住宅ローン金利が上がると聞いて、今が買い時だ!と言われると悩むな~と」
高島彩キャスター
「そういう言葉、よく聞きますね、いつの時代も」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
「高島さんどうですか?」
高島彩キャスター
「人生でも大きな買い物ですから、ちょっと冷静にというところですかね」
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏
「賃貸か持ち家か、永遠の悩みですね」
高島彩キャスター
「住宅ローン金利は、日銀の金融政策次第で大きく変わるということですから、今後の日銀の動きに注目したいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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