「パタパタ」来月に終了へ パーツ不足で「昭和の遺産」引退(2022年1月13日)

「パタパタ」来月に終了へ パーツ不足で「昭和の遺産」引退(2022年1月13日)

「パタパタ」来月に終了へ パーツ不足で「昭和の遺産」引退(2022年1月13日)

 番組が注目したのは「パタパタ」です。京急線川崎駅で、パタパタ変わる発車案内板が来月中旬に終了。LED式に変わる事が発表され、惜しむ声が上がっています。

  駅のホームに、気になる光景が。お目当ては、列車の行き先などが表示されたボード。

 すると、列車の運行に合わせて、パタパタと音を立てながら表示が変わることから「パタパタ」と親しまれる、この装置。

 60代男性:「(魅力は)アナログの良さ。面白い。『パタパタパタパタ』動いて」

 鉄道ファン:「ネタの集まり。今は運行されていない行先や基本的には使われない行先も入っている。昔は、こんな行き先があったんだなと分かる」

 京急川崎駅では、およそ35年前から「パタパタ」が導入されていますが、なぜ、今、改めて注目されているのでしょうか。

 鉄道ファン:「なくなると聞いた・・・。昭和の遺産。なくなるのは本当に残念」

 「パタパタ」の老朽化とパーツが不足していることなどから、来月の中旬で使用をやめるというのです。

 しかも、京急電鉄に残る「パタパタ」は、この駅のみ・・・。運用を終えた後は、LED式のものに変わるといいます。

 60代男性:「電光板だと『パパっ』と付くだけ。特にじいさん世代には、寂しいものがあります」

 鉄道会社の元にも・・・。

 京急電鉄営業企画課・小林右京さん:「多くの人に『撤去しないで下さい』『残して下さい』という声を頂いている。思ったより反響が大きく、驚きとともに、大変ありがたい気持ちです」

 「パタパタ」との別れを惜しむファンのために、鉄道会社は、記念乗車券やグッズの販売のほか、こんなイベントも。

 京急電鉄営業企画課・小林右京さん:「2月4日の最終列車の後、ホーム上に客を20名限定で案内して、パタパタを楽しんで頂ける引退記念ツアーを実施します」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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