ゼレンスキー大統領氏「幻想の平和だ」元米国務長官の“領土譲歩案”を一蹴(2022年5月26日)

ゼレンスキー大統領氏「幻想の平和だ」元米国務長官の“領土譲歩案”を一蹴(2022年5月26日)

ゼレンスキー大統領氏「幻想の平和だ」元米国務長官の“領土譲歩案”を一蹴(2022年5月26日)

ロシア軍が、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝・セベロドネツクの包囲攻勢を強めています。隣のドネツク州では、この数日で3つの街が制圧されました。ウクライナ軍が撤退した街の庁舎には、すでにロシア国旗が掲げられています。

この戦争は、どうしたら止められるのでしょうか。領土をめぐって、ウクライナに妥協を促す声が、アメリカから上がっています。元アメリカ国務長官・キッシンジャー氏(98)も、その一人です。
元アメリカ国務長官・キッシンジャー氏:「緊張と混乱が取り返しのつかなくなる前に、戦争の落としどころを決めないといけない。理想は“接触線”を以前の状態に戻すことだ」

キッシンジャー氏が示唆したのは、クリミア半島と、2月の開戦以前から親ロシア派が支配していた地域を
放棄することです。これに対し、ゼレンスキー大統領が真向から非難しました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領:「ダボス会議でキッシンジャー氏が遠い過去から現れ、『ウクライナの一部をロシアに譲渡すべき』と主張している。“幻想の平和”と引き換えにロシアに渡すべきだと提案する。領土には数百万の人々が暮らしている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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