コロナ“死亡率”が“重症化率”上回る 「まん延防止」2、3週間延長へ(2022年2月28日)

コロナ“死亡率”が“重症化率”上回る 「まん延防止」2、3週間延長へ(2022年2月28日)

コロナ“死亡率”が“重症化率”上回る 「まん延防止」2、3週間延長へ(2022年2月28日)

 来月6日に期限を迎える「まん延防止措置」について政府は、2週間または3週間程度延長する方向で調整していることが分かりました。

 出口は、また遠のきそうです。

 大阪府・吉村知事:「病床逼迫(ひっぱく)については高止まりの状態が続いており、何とか少しでも緩和させる必要があるという観点から、まん延防止措置については3週間程度の延長を要請したい」

 31都道府県に出されている「まん延防止措置」。日曜日に期限を迎えますが、政府は1都3県などでは、延長する方向で調整しています。

 気になるデータが浮かび上がりました。

 在宅のコロナ患者をみるクリニックです。84歳の女性、入院できない状況ですが、コロナでは“中等症”になります。

 医師:「本当は入院したいです」

 懸念されるのは、こうした高齢者が、軽症・中等症から亡くなるケースです。第6波では、死亡率が重症化率を上回るというデータもあり、重症化せずに亡くなるケースも相次いでいます。

 ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長:「全身状態が悪いけれどもICU(集中治療室)に入っていないので、中等症2で止まるという意味で、重症と分類されずに亡くなっていく方が非常に多い。これは第5波までとの違い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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