ガザ地上侵攻か?介入示唆したイランの思惑は(2023年10月16日)

ガザ地上侵攻か?介入示唆したイランの思惑は(2023年10月16日)

ガザ地上侵攻か?介入示唆したイランの思惑は(2023年10月16日)

 イスラエルによるガザへの地上侵攻が秒読みとも言われるパレスチナ情勢を巡り、イランが「傍観者ではいられなくなる」と直接関与する可能性を示唆しました。

 脱出する住民:「どこに行けばいいでしょうか。家に帰りたい。他に行く場所がない」

 イスラエル、ガザ地区の双方を合わせた死者が4000人を超えました。

 イスラム組織「ハマス」との衝突後、初めての戦時内閣の閣僚会議を開催したイスラエル、ネタニヤフ首相は…。

 イスラエル ネタニヤフ首相:「現在、最前線にいる我々の素晴らしい戦士たちを見ました。彼らは我々に立ち向かってくる血まみれの怪物に対して、いつでも行動を開始できます」

 ハマスが実効支配するガザ地区への「地上侵攻」の準備が整ったと強調。

 イスラエル南部のガザとの境界付近にはイスラエル軍の戦車が集結していて、今後、さらなる戦況の悪化が懸念されています。

 そんななか、今注目されているのが「イラン」。武力衝突直後からハマスへの支持を表明している国です。

 イラン アブドラヒアン外相:「ガザ地区での残虐行為を止めなければイランは傍観者ではいられなくなる」

 ロイター通信によると、イラン外相が直接関与の可能性を示し、イスラエルに警告。

 さらに、イスラエルを支援するアメリカに対しても…。

 イラン アブドラヒアン外相:「戦争が拡大すればアメリカにも大きな損害が及ぶだろう」

 アメリカとイランの関係で思い起こされるのは…。

 「9.11」に端を発したテロとの戦いのなかで、当時のブッシュ大統領がイランを名指しし、こう批判したことです。

  アメリカ ブッシュ大統領(当時):「このような国々と、テロリストの同盟国は世界平和を脅かすために武装した『悪の枢軸』である」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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