噴き出す炎“空き家”から隣家に延焼 「ストーブが原因」ケースも 各地で火災(2023年10月16日)
■噴き出す炎“空き家”から隣家に延焼
15日、福岡市の駅のすぐ近くで発生した火災。窓から激しく吹き出す炎は隣接するアパートも巻き込んでいます。この火災で木造2階建ての空き家が全焼し、近くのアパート4棟に延焼しましたが、けが人はいませんでした。警察や消防によりますと、空き家には電気が通っていて、漏電によって火災が発生した可能性もあるということです。
また、15日は新潟県糸魚川市でも…。
近所の住民:「見つけた時には下からだいぶ火が出ていた。すぐ消火にあたったが間に合わなかった」
焼け跡からは性別不明の1人の遺体が見つかっていて、この家の住民と連絡が取れていないということです。全国では週末から16日にかけ、各地で火災が相次いでいます。
東京・狛江市では16日未明に木造アパートの2階の部屋を一部焼く火事が発生。この部屋に住む69歳の男性がけがをし、病院に搬送されています。
さらに14日には…。盛岡市で空き家とみられる住宅と小屋を焼く火事があり、70代の男性1人が下半身にやけどをするけがをしました。
さらに北海道でも住宅が全焼する火事が発生しています。全焼した住宅の他にも周りの住宅7軒にまで燃え広がり外壁を焼くなどしました。出火原因について、火元の住民は「ストーブの前に敷いた布団が燃えた」と話しているということです。
■冬本番へ… 暖房器具の扱いに注意
これは事故の原因調査などNITEが行った実験の映像です。就寝中、布団が電気ストーブに接触します。すると、およそ30分後には布団から出火して火柱が上がりました。NITEによりますと、布団の他にも洗濯物などでも出火するケースもあることから、事故防止のため、就寝中は電気ストーブを使わないよう注意を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く