NASA 探査機が小惑星から持ち帰った物質から水や炭素を確認(2023年10月12日)

NASA 探査機が小惑星から持ち帰った物質から水や炭素を確認(2023年10月12日)

NASA 探査機が小惑星から持ち帰った物質から水や炭素を確認(2023年10月12日)

 NASA(アメリカ航空宇宙局)は探査機が小惑星から持ち帰った物質に水や炭素が含まれているという分析結果を発表しました。

 NASAは11日、2016年に打ち上げられた探査機「オシリス・レックス」が太陽を周回する小惑星「ベンヌ」から採取した物質を初めて公開しました。

 ベンヌから採取された物質を収めたカプセルが先月、地球に向けて投下され、アメリカ・ユタ州の砂漠地帯で回収されました。

 初期段階の分析では、この物質は水と多くの炭素を含んでいることが確認されました。

 NASAのネルソン長官は「私たちの惑星の生命の起源を科学者が今後、何世代にもわたって調査するのに役立つだろう」と述べています。

 回収された物質は日本を含む各国の研究者が分析するということです。
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