山上容疑者「14歳の時、家族は破綻」“教団への恨み”“安倍氏評価”SNS投稿か(2022年7月18日)
安倍元総理に対する銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者（41）のものとみられるツイッターには、旧統一教会への恨みや、母親や家族への複雑な思いが何度も綴られています。なかには、安倍元総理を評価する投稿も見られました。
山上容疑者とみられる2020年8月28日のツイッター：「安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない」
山上容疑者とみられる2020年8月31日のツイッター：「安倍政権の功を認識できないのは致命的な歪み。永久泡沫野党宣言みたいなもの」
山上容疑者がツイッターを始めたのは、2019年10月です。その直前には、旧統一教会のトップが愛知県を訪れていました。この3年間でフォローしている人は1人しかおらず、自問自答的なものだったようです。
山上容疑者とみられる2019年10月14日のツイッター：「オレが憎むのは統一教会だけだ」
山上容疑者とみられる2020年1月26日のツイート：「オレが14歳の時、家族は破綻を迎えた。統一教会の本分は、家族に家族から窃盗・横領・特殊詐欺で巻き上げさせたアガリを全て上納させることだ。70を超えてバブル崩壊に苦しむ祖父は母に怒り狂った。いや絶望したと言う方が正しい。包丁を持ち出したのその時だ」
山上容疑者とみられる2019年12月7日のツイッター：「オレは事件を起こすべきだった。当時話題だったサカキバラのように。それしか救われる道はなかったのだとずっと思っている」
安倍元総理と旧統一教会の両方に言及しているツイートもありました。
山上容疑者とみられる2019年10月14日のツイッター：「統一教会のおぞましさに比べれば、多少の政治的逸脱など可愛いものだ。安倍政権に言いたい事もあろうが、統一教会と同視するのはさすがに非礼である」
山上容疑者の母親は、今、何を思うのでしょうか。親族によりますと、「検察に長い時間、調書をとられていたが、少ししか話していない」としています。
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