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住宅火災…燃えてない家に2遺体 頭部に“外傷”鈍器で殴られたか(2023年10月10日)
9日夕方、秋田県由利本荘市で起きた住宅火災。消防車の赤色灯に照らされた現場には大勢の警察官の姿がありました。
現場では3人の遺体が見つかっていました。火元となったのが窓ガラスが割れてしまっている奥の住宅。この2階から1人の遺体が見つかっています。不可解なのは残り2人が見つかった場所。古いものの、火は燃え移っていない同じ敷地の建物。ここから男性2人の遺体が見つかったのです。
2人の遺体について新たな情報が分かりました。捜査関係者によりますと、2人とも頭部に鈍器のようなもので殴られた痕があり、出血もあったというのです。
火元となった新しい住宅で暮らしていたのは5人。66歳の齋藤真一さん夫婦と3人の息子たちです。一方で、2人の遺体が見つかった同じ敷地の建物は近所の人によると、以前、齋藤さんの父母が住んでいましたが、数年前から空き家となっていました。
家族5人のうち、齋藤さんと30代の息子2人とは連絡が取れていません。一方で、齋藤さんの妻と息子1人は出掛けていたといいます。近所の人によりますと、妻と息子が買い物から戻って来た際には出火していたということです。警察は見つかった3人の遺体の身元の確認を進めています。
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