道幅1m未満の難所「蟻の塔渡り」で…約200m滑落し50代男性が死亡【知っておきたい!】(2023年10月9日)

道幅1m未満の難所「蟻の塔渡り」で…約200m滑落し50代男性が死亡【知っておきたい!】(2023年10月9日)

道幅1m未満の難所「蟻の塔渡り」で…約200m滑落し50代男性が死亡【知っておきたい!】(2023年10月9日)

 8日午前8時半ごろ、長野県・戸隠山の「蟻の塔渡り」で登山中の50代の男性が滑落したのを、別の登山者が目撃し警察に通報しました。

 男性は岩を乗り越えようとしてバランスを崩し、およそ200メートル滑落。午後1時ごろ、県警のヘリコプターが男性を救助し長野市内の病院へ搬送しましたが、死亡が確認されました。

 「蟻の塔渡り」は全長20メートルほど、道幅は1メートルに満たない登山道で、難所として知られています。

 実際に登ったことがある登山家は、次のように話しました。

 登山家 鈴木良史さん:「足場は結構しっかりした岩なんですけど、基本的に断崖絶壁になっているので、落ちたらただじゃ済まないような崖にはなっています」

 戸隠山は県が定めている登山のルートの技術的難易度では5段階中、上から2番目になっています。

 鈴木さん:「初めて行く方、不安な場合については山岳ガイドなど通過したことのある同行者と一緒に行くことをやっぱり推奨したい。かつ蟻の塔渡りの断崖絶壁を見たうえで、これはもう怖いなと思った場合は行かない方がいいと思います」

(「グッド!モーニング」2023年10月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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