円安で“恩恵”続々…コンニャク“爆売れ”　エルメス280万円に「安い！」(2023年10月5日)

円安で“恩恵”続々…コンニャク“爆売れ”　エルメス280万円に「安い！」(2023年10月5日)

■円安で恩恵　コンニャク“爆売れ”

　止まらない円安。

　30代：「来年、再来年あたりにアメリカに行きたいなとは考えていたんですけど（円安の影響で）すぐには難しいかなと」

　困惑する人がいる一方で、円安の恩恵を受けている所も。

　ツトム食品　土屋和巳専務：「急激に（売り上げが）伸びたので私たちもびっくりしています」

　群馬県内にあるコンニャクを製造販売する会社。海外向けの製品で、売り上げを大幅に伸ばしいているそうです。

　ツトム食品　土屋和巳専務：「日本だと、どうしても『脇役な商品』というイメージがあると思うが、海外の方ではそこを主役として食べていただける」

　欧米を中心に、健康志向の高まりやパスタなどの代替食品として非常に人気が高まった結果、今年度の売り上げは去年度の5倍になる見通しです。

　ツトム食品　土屋和巳専務：「今年度9月までなんですけども約半年間で（売り上げは）2900万円くらい。4000万円から5000万円くらいに売り上げは伸びるんじゃないかと。この状況がいつまでも続いてほしいなという正直な気持ちはある」

■エルメス280万円に「安い！」

　東京・銀座の中古ブランド品販売店では、こちらも円安の影響で売り上げを伸ばしています。台湾からの観光客。

　台湾からの観光客：「OK、これにするわ」
　店員：「（Q.お値段は？）税抜きの281万8182円になります」

　選んだのはおよそ280万円のバッグです。

　台湾からの観光客：「（Q.かなり高額ですね？）そうでもないですね、円はかなり安いので。台湾で買うのと比べてもかなり安いですからね」

　購入者の多くは東南アジア系で、円安のお得感からか高価な商品を買う客が増えているといいます。

　ブランドオフ銀座本店　駒田武店長：「円安の影響もあると思います。以前よりは多少財布のひもが緩んでいる」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>