米マッカーシー下院議長の解任動議を可決 史上初となる議長解任 共和党の保守強硬派が造反|TBS NEWS DIG
アメリカ議会で野党・共和党の下院議長の解任動議が共和党の保守強硬派議員らの造反により可決され、史上初めて議長が解任されました。
「アメリカ下院議長の席が空席となることをここに宣言します」
アメリカ議会下院は3日、野党・共和党のマッカーシー議長の解任動議を可決。
市民
「すべてが初めてのことです。政治は荒れ狂った時期を迎えています」
「驚きませんよ、予算のことで怒っていたのは知っていますから」
史上初となる議長解任を招いたのは野党・共和党の「内紛」です。
マッカーシー氏は、政府機関の閉鎖を避けるため、与党・民主党と「つなぎ予算案」をまとめ成立させましたが、これに反発した共和党の保守強硬派の議員が解任動議を提出。
採決では、民主党に加え、共和党の議員8人が賛成に回りました。
マッカーシー氏
「政治は互いに歩み寄るものです。私は与野党で協調して解決策を見出そうとしたことを後悔していません」
共和党の保守強硬派は20人ほどに過ぎませんが、与野党の議席数が拮抗するなかで影響力を持ち、ウクライナ支援の縮小などを主張し議会全体を振り回しています。
このため、つなぎ予算にウクライナ支援は盛り込まれず、10月からの本予算も成立の見通しが立っていません。
ホワイトハウス(声明)
「アメリカが直面する喫緊の課題は待ってはくれません。バイデン大統領は早期の下院議長の選出を望んでいます」
議会の機能不全が続けば、国際的にも大きな影響が出ることになります。
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