架空取引で2400万円“詐欺” 金の一部は商社元社員の協力先へ(2023年10月1日)

架空取引で2400万円“詐欺” 金の一部は商社元社員の協力先へ(2023年10月1日)

架空取引で2400万円“詐欺” 金の一部は商社元社員の協力先へ(2023年10月1日)

 架空の取引を繰り返し会社からおよそ2400万円をだまし取ったとして、総合商社元社員の男が逮捕された事件で、金の一部が男の協力先に渡っていたことが分かりました。

 機械の総合商社「東京産業」の元社員・大山彰義容疑者(37)は去年、建設資材などの取引を装って会社に架空請求をし、およそ2400万円をだまし取った疑いが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、大山容疑者は、およそ20社の取引先の関係者らを巻き込み架空の取引を行っていたことが分かりました。

 不正に受け取った金の一部は、協力先に手数料として渡っていたということです。

 警視庁は、取引の実態を詳しく調べています。
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