「引きずり込まれた」鉢合わせで“獲物”に見えたか…ライオンのおりで飼育員死亡(2023年9月28日)

「引きずり込まれた」鉢合わせで“獲物”に見えたか…ライオンのおりで飼育員死亡(2023年9月28日)

「引きずり込まれた」鉢合わせで“獲物”に見えたか…ライオンのおりで飼育員死亡(2023年9月28日)

福島県のサファリパークで、飼育員がライオンのおりの中で血を流した状態で見つかり、その後、死亡しました。

東北サファリパーク・熊久保勅近副社長:「亡くなった加藤飼育員、ご家族に大変申し訳ありませんでした。会社としてこのような事故になってしまったこと、大変重く受け止めています」

消防が駆け付けたところ、ライオンのおりの中で倒れていたのは、飼育歴27年のベテラン飼育員・加藤健一さん(53) でした。加藤さんは、首から血を流して倒れていて、意識不明の状態で病院に搬送。約1時間後に死亡が確認されました。

通常、閉園前の園内では、放し飼いのライオンをおりに戻す作業などを2人で行います。その際、閉まっているはずの扉が開いたままになっていたといいます。
東北サファリパーク・熊久保勅近副社長:「扉が何かの手違いで閉まっていなくて、本人が気づいて閉めに行ったけど、もうライオンの方が早くて、そのまま中に(引きずり込まれた)」

かつて動物園で、ライオンの飼育を担当していた専門家は、こう話します。
動物飼育技術学院講師・梅田充紀さん:「基本的に飼育されている動物というのは、本来の生活や行動ができていない場合もありますので、何かしらストレスを感じて、新しい刺激などを求めていたりという場合もあります」

東北サファリパークでは、安全管理が改善されるまで臨時休園するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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