鍵修理業者2社に消費者庁が一部業務の停止命令
鍵の修理業者2社に対し、消費者庁が業務停止などを命じました。
特定商取引法違反で一部業務の停止命令を受けたのは「鍵のレンジャー」「鍵のレスキュー」など、あわせて8つの名前で、鍵のトラブルに対応する出張サービスを行っていた「Rセキュリティ」と「鍵」の2社です。
消費者庁によりますと、2社は、自社のサイトで鍵の修理や、開錠を「5、6千円から請け負う」とうたっていながら、客が依頼した際には金額を明確に説明せず、現場に到着した後、数万円以上の高額な請求を行い、また、クーリングオフを求められても、返金を拒んでいたということです。
こうしたやり方について、消費者庁は、客が依頼した際の想定額と実際の請求額との開きが大きく、クーリングオフが適用できると判断。2社に対し、新規の勧誘や契約の停止を命令しました。2社は、この処分について「極めて遺憾、速やかに法的措置を講じる」などとコメントしています。
（25日18:56）
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