専門家会合「感染減少が鈍化」“再増加”の懸念(2022年2月25日)

専門家会合「感染減少が鈍化」“再増加”の懸念(2022年2月25日)

専門家会合「感染減少が鈍化」“再増加”の懸念(2022年2月25日)

 東京都で24日、新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は1万169人で、先週木曜日よりおよそ7700人減りました。

 重症者は23日より1人増えて81人、重症病床使用率は34.5%となっています。

 また、全国の新規感染者数は6万1260人と、1週間前に比べおよそ3万4000人減少しましたが、死者は依然として200人を超えています。

 24日開かれた厚生労働省の専門家会合は、「減少速度は鈍化している」と指摘しました。

 そのうえで、厚生労働省専門家会合の脇田隆字座長は次のように話しました。

 厚生労働省専門家会合・脇田隆字座長:「重症者数は高止まりしている状況で、死亡者数の増加は継続している。多くの地域で(感染者は)減少傾向にあるが、山形県や沖縄県で、今週、先週比が再び1を上回って、(その他の地域でも)再増加が懸念されている」

 沖縄県と山形県は、21日に「まん延防止等重点措置」が解除されましたが、ここにきて、増加に転じています。

 一方、感染力がより強いとされる“ステルスオミクロン”「BA.2(ビーエー・ツー)」については「今のところ、置き換わりの兆候はみられない」と分析していますが、「今後に注意が必要」としています。

(「グッド!モーニング」2022年2月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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