「まずは子どもと妻の避難」“戒厳令”ウクライナ (2022年2月25日)

「まずは子どもと妻の避難」“戒厳令”ウクライナ (2022年2月25日)

「まずは子どもと妻の避難」“戒厳令”ウクライナ (2022年2月25日)

 ロシアによる侵攻が続くウクライナ国内の様子について西部の都市リビウから報告です。

 (大平一郎記者報告)
 リビウは今、午前5時前です。それでも、先ほど外に行ってみたんですけれど、ほとんど人通りがないです。

 首都キエフなどは夜間外出禁止令が出ているんですが、リビウはまだ出ていない、それにもかかわらず、人通りがないということになります。

 この戒厳令でレストランや商店、食料品店などを除き営業していない店が多い状況でした。

 ロシアの侵攻が始まって以来、防災無線では水や食料の備蓄をするように呼び掛けられています。

 スーパーマーケットでは非常に混んでいて、 生鮮食料品の棚は特に売り切れが相次いでいました。

 店の人によりますと、供給も滞り始めているとのことでした。

 今のところ銀行のカードは使えているんですが、サイバー攻撃で使えなくなる可能性もあることから、銀行のATMには現金を引き出す人がたくさん並んでいました。

 リビウから国外や郊外に避難する人も増えています。

 ただ、家や仕事など生活の拠点を急に移すことはなかなか難しいということで、バス停で会った男性は、まずは子どもと妻だけを避難させて自分は残ると話していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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