渋谷ハロウィーン「今年は来ないで」 暴動だけじゃない“大変な事情”(2023年9月12日)
渋谷区 長谷部健区長:「区長として街に来ないでほしいと発信することは非常につらいが、渋谷はハロウィーンの会場ではないということを改めて皆さんにもご理解をいただきたいと思う」
今年のハロウィーンは「街に来ないでほしい」。渋谷区長による異例の発信です。
1970年代。渋谷はこんな街でした。駅前で始まった歩行者天国。1980年代。平成の初日、午前0時を過ぎた渋谷です。ミレニアム。いつしか大晦日、新年のカウントダウンで人が集まるようになり、やがて、ハロウィーンでも。翌未明には、魂の抜け殻のようになったコスプレの人々。こうした光景も定番になりました。区長が懸念するのは路上飲酒です。
渋谷区 長谷部健区長:「今までになく路上飲酒。路上飲みを何でするようになったかは、なかなか…分からない。僕らが今まで見ている感覚としては元々地べたに座って若者が飲みだしたのは数年前から。コロナより前からあったと思いますね」
今年は、コロナ規制の解除で外国人旅行者が増えていることも懸念材料です。事実、渋谷駅周辺では今年5月以降、観光客などによる路上での飲酒が問題に。
渋谷区はハロウィーンの時期のトラブルを防ぐための条例を2019年に制定していて、来月27日から11月1日まで、渋谷駅周辺の路上での飲酒を禁止します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く