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“ホタテ稚貝”北海道で大量死 “おおしけ”影響か…漁協「原因究明にお力を」(2023年4月5日)
日本を代表する北海道の「ホタテ」。そのもととなる稚貝が大量に死んでいるのが確認されました。原因は何なのでしょうか?
■すぐ影響出ないが…「稚貝の余剰分ほとんどない」
肉厚で身が抜群に大きい北海道のホタテ。今、このホタテに異変が起きています。
北海道の網走市にある能取湖。漁師が引き上げる網の中に入っているのは、育てていた生後1年ほどのホタテの稚貝です。
西網走漁協 青年部・山本正樹さん:「生きているのを探すほうが、困難なくらいです。何粒か何枚かは生きているんですけど、ほぼ死んでいると言ってもいい」
死んだのは、およそ1億8000万粒。被害想定額は、7億円に上るとみられています。
ふるさとチョイスによりますと、去年、ホタテはすべてのふるさと納税の返礼品の中で、8位と上位にランクインしました。
能取湖の稚貝は、紋別漁協などオホーツクを中心に、ホタテの主な産地に出荷され、水揚げされるのは3年後です。すぐに影響は出ないといいますが…。
北海道の水産関係者:「被害分を別の漁港から補てんできれば問題ないが、稚貝の余剰分は、ほとんどないと聞いている」
■中国でも人気「値上がりなら使えなくなるかも」
日本のホタテは海外でも人気です。
去年1年間で、輸出された農林水産物の中でも、ホタテは堂々の1位。年間の輸出額は、2020年には、新型コロナの影響で一時減少しましたが、去年はコロナ前のおよそ2倍となる、910億円に達しました。
最大の輸出先が、中国です。
北京にある北海道産と中国産のホタテを取り扱っている日本料理店。北海道産のホタテを食べた客は、次のように話します。
北海道産ホタテを食べた客:「とても甘いです。本当に甘い」「とても柔らかかったです。それから滑らかで口に入ると、すぐ溶けるような感じがしました」
見た目に違いはあるのでしょうか?中国の冷凍ホタテの貝柱と日本の輸入冷凍貝柱を比べると、日本のものが大きくてツヤツヤしているのが分かります。
中国産で生のホタテを手に入れられるのは、3月から5月ごろまでの、およそ3カ月間。この店では、それ以外は日本産のホタテを使っているといいます。
日本料理店「蔵善」・小林金二総料理長:「ホタテを北海道産としていると、やはり日本のものだということで、結構人気はありますよね」
今回起きたホタテの稚貝の大量死。中国ではどう受け止めているのでしょうか?
小林総料理長:「今年の夏ぐらいには、値段が上がってくるんじゃないかなと思う」「(Q.(仕入れの)値段が上がってしまうと?)もう…使えなくなるかもしれないですね」
■“大しけ”影響? 漁協「原因究明にお力を」
各方面に影響が広がりそうなホタテの大量死。一体、何があったのでしょうか?
原因は分かっていませんが、去年12月の大しけが影響した可能性もあると考えられています。
西網走漁協 青年部・山本正樹さん:「この先、ホタテ稚貝が作れなくなることにすごく不安を持っている。なぜこういうことが起きてしまったのか原因究明にお力をいただきたい」
(「グッド!モーニング」2023年4月5日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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