122連勝中・藤波朱理ほか パリ五輪代表内定をかけたレスリング世界選手権へ(2023年9月9日)
今月16日(土)からセルビア・ベオグラードで開幕するレスリング世界選手権。
メダル獲得で五輪代表内定が決まる今大会に向けた、
女子フリースタイルの日本代表合宿が6日(水)、報道陣に公開された。
フットワーク練習や実戦形式のスパーリングを行い、
日本代表の合宿ならではの違う階級の代表選手が相対する場面もあった。
53キロ級で現在、中学2年生から122連勝中の藤波朱理は
57キロ級の世界女王・櫻井つぐみと階級を越えて真剣勝負のスパーリングを展開し
「すごく切磋琢磨できていい練習ができている」と充実した様子。
実戦形式のあとは、3人一組で1人が2人を担いでダッシュするフィジカル練習も行われ
選手たちは「頑張れ!」や「かわいい!かわいい!」と声を掛け合い互いを励ましあった。
パリ五輪を見据え、世界選手権に挑む藤波。
「(五輪は)小さい頃からの夢であり、応援してくれる方、サポ―トしてくれる方の夢でもある。
五輪がかかった大会ではあるんですけど、自分をしっかり持って楽しみたいなと思います」
緊張感が漂う中で、現在どのようにリラックスしているのかを聞いてみると…
「体重調整にも入ってきているので、大食い動画を見たりしています。
食べた気になれるというか、終わって優勝して、絶対食べようという原動力になる。
今はレスリングと食べることしか考えていないです」と19歳らしい笑顔も見せた。
以下は、五輪階級選手の主なコメント。
57kg級・櫻井つぐみ
「最後まで粘り強く相手にプレッシャーをかけて勝つのが自分のレスリング。
今はパリ五輪で優勝することが目標。そのために世界選手権で優勝してパリ五輪につなげたい」
62kg級・元木咲良
「(元五輪選手の父から)『お前は絶対に金メダルが獲れる』と声をかけられ心強かったし自信になった。
最終的な目標はパリ五輪で金メダルを取ること。見ている人を熱くするような試合をしたい」
68kg級・石井亜海
「五輪内定がかかる大会では、守るレスリングや点を取ったら消極的になってしまうが、それではダサいかなと思う。
そうではなく、かっこいい試合をすることが理想。自分のレスリングが出来た前提で金メダルを取りたい」
76kg級・鏡優翔
「私のレスリングはスピードどタックルが持ち味の攻めるレスリング。
最重量級は世界の層が厚く勝つことが難しい階級ですが、世界選手権でメダルを獲得し、五輪では(最重量級・日本初の)金メダルを目指して頑張りたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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