日銀・黒田総裁 大規模な金融緩和策を維持(2022年10月29日)
日銀の黒田総裁は物価の見通しが目標の2%の持続的な達成には至らないとして、大規模な金融緩和策の維持を明言しました。
日銀・黒田総裁:「少し近付いているということは事実ですけども、依然として2%には2024年でも達しないという見込みであります」
黒田総裁は今年度の物価上昇率の見通しを目標を大きく上回る2.9%とし、来年度と再来年度は1%台後半に引き上げました。
今の物価高は原材料の高騰や円安が主な要因で賃金の上昇を伴う持続的なものでないとして、コロナ禍からの回復途上にある経済を支えるため、低金利による大規模な金融緩和の維持を決めました。
会見の後半から円相場は1円以上、円安が進み、一時147円台半ばになりました。
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