銀座仮面強盗事件 実行役が法廷に “報酬100万円”友人から勧誘(2023年9月8日)

銀座仮面強盗事件 実行役が法廷に “報酬100万円”友人から勧誘(2023年9月8日)

銀座仮面強盗事件 実行役が法廷に “報酬100万円”友人から勧誘(2023年9月8日)

■銀座仮面強盗 実行役が法廷に

 強盗事件が起きたのは、ちょうど4カ月前のことでした。東京・銀座のメインストリートにある高級腕時計店に白い仮面を着けた3人の男が押し入り、店員を刃物で脅して腕時計など74点、販売価格で3億円相当を奪って車で逃げました。

 今月8日に初公判が開かれたのは店内に押し入った実行犯の1人。当時高校3年生だった18歳の男です。起訴状によりますと、当時32歳の従業員に対し、刃物を示して「伏せろ、ぶっ殺すぞ」などと言って脅迫し、腕時計などを奪った強盗罪などに問われています。

 18歳の男:「私の記憶のなかでは『ぶっ殺すぞ』という言葉に関しては言っていません。それ以外に関しては間違いないです」

 丸刈りで白いマスクをした18歳の男は起訴内容を認めました。

■“報酬100万円”友人から勧誘

 事件を起こす2日前、小中学校が一緒だった友人から「仕事をやらないか」と誘われたという男。報酬が100万円で、新品の靴が必要だと言われたといいます。

 18歳の男(被告人質問):「報酬が高額なので、最近はやっている詐欺だと思いました。友人は『詐欺じゃないよ』と。その言葉を信じてしまいました。仕事の内容が強盗と分かっていたら絶対に引き受けなかったと言い切れます」

 男は友人や親族から15万円の借金をしていたことから仕事を引き受けたといいます。事件当日、何も知らされぬまま携帯で指示された場所に行き、知らない3人の男と合流。そこで仕事の内容が強盗だと知らされ、作業服に着替えるよう言われたといいます。

 18歳の男(被告人質問):「強盗をやりたくなかったので、とりあえず指示に従って逃げようと思いました。自分に向かって『組織に入っていますか?』と。『入っていない』と言うと『いつでも歓迎します』と言われました。3人の背景に組織があると思いました」

■「仕事は強盗」時計20個バッグに

 当初は東京・上野の時計店を狙ったものの近くに警察官がいたことから計画を変更し、東京・銀座の時計店を襲うことになったと話す18歳の男。犯行時間は2分、バッグの中に時計を20個入れるよう指示されたといいます。

 18歳の男(被告人質問):「ここで仕事をしなかったら3人に脅されるし、危害を加えられるかもしれないと怖い思いをしました」

 男は反省の言葉を口にしたうえで、被害額を自ら弁済するとも話しました。検察側は懲役7年を求刑し、結審。判決は25日に言い渡される予定です。
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