世界遺産“屋久島”に大量のごみ　町議が焦げた畳を不法焼却か(2023年9月7日)

世界遺産“屋久島”に大量のごみ　町議が焦げた畳を不法焼却か(2023年9月7日)

　屋久島町　岩山鶴美議員：「ごみゼロのまちづくりにするために屋久島町独自の条例を作るつもりはないですか？」

　鹿児島県屋久島の景観維持のために不法投棄などの取り締まりを求める条例を提案していた岩山町議。にもかかわらず、3年前に自身が所有する賃貸アパートのリフォームで出た廃材を畑で不法に燃やし、焦げた畳などを放置していたことが判明。これを受けて岩山町議は先月、廃棄物処理法違反の罪で略式命令を受けたのです。

　自然豊かな世界遺産の屋久島であまりに身勝手な振る舞い。町民は憤りを禁じ得ない様子です。

　ガイド歴24年の町民：「そういう立場の人がやってしまうのは非常に、もう悲しいというか」

　写真を撮影した町民：「これが公人かと。住民の代表かという気持ちもありますね」

　しかし、町議は廃材を焼やしたことは認めたものの不法投棄ではないなどと主張。

　屋久島町　岩山鶴美議員：「私は産業廃棄物の不法投棄の罪には問われていません。私は不法投棄はしておりません」

　屋久島町議会では今月5日に辞職勧告決議案を可決。岩山町議は6日時点で進退を明らかにしていません。
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