「遺族と認めて」…同性パートナー法廷で意見述べられず「ずっとそばにいたのは私」【知っておきたい!】(2023年9月6日)

「遺族と認めて」…同性パートナー法廷で意見述べられず「ずっとそばにいたのは私」【知っておきたい!】(2023年9月6日)

「遺族と認めて」…同性パートナー法廷で意見述べられず「ずっとそばにいたのは私」【知っておきたい!】(2023年9月6日)

 近藤佳さんの同性パートナーだった今井美亜里さん(当時38)は2月、東京・江東区でクレーン車にはねられ死亡しました。

 5日、過失運転致死の罪に問われた被告の裁判が東京地裁で開かれました。

 傍聴した近藤さんは、遺族として法廷で意見を述べることを求めていましたが、実現しないまま、被告に禁固2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。

 近藤さん:「その場に立ってみると柵の外であったり、自分で読み上げることができなかったり、そういう面では彼女の家族ではないという気持ちが強くなるので。そこは、やっぱり変えていってほしいことだと改めて思いました」

 2人は2020年に自治体のパートナーシップ制度を申請し、認められましたが、遺族が裁判に参加できる「被害者参加制度」の対象は、配偶者や親族などに限られています。

 近藤さん:「ずっとそばにいたのは私だったので、遺族として認めてもらえるようになってほしい」

(「グッド!モーニング」2023年9月6日放送分より)
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