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【北極ノート】 温暖化による異常気象 ”降らないはずの雨”で地滑り #shorts
温暖化による異常気象で、北極圏にも異変が起きています。今まで降らなかった雨で、永久凍土が解ける事態となっています。
国連 グテーレス事務総長:「地球温暖化の時代は終わりました。“地球沸騰化”の時代が到来しました」
国連の事務総長も警戒する、世界を襲う地球温暖化ならぬ“地球沸騰化”。先月の世界の平均気温と平均海面水温は、観測史上最も高かったと発表されました。世界各地で巻き起こる異常気象は、暑さだけでなく、ひょうやハリケーン、そして大雨。それは、北極にまで及んでいます。
松本拓也ディレクター:「非常に小雨ですが、雨が降っています。(7月に)昔は降ったとしても雪で、雨が降ることはほとんどなかったといいます。温暖化の影響で、雪の代わりに雨が降ることが多くなっているということです」
北極圏に位置するグリーンランドでも、現地の住民も経験したことのない豪雨が襲いました。現地で地球温暖化の取材を行う報道ステーションが見たもの。それは、大雨によって発生した大規模な地すべりです。
北見工業大学 渡邊達也助教:「観測史上一番強い雨が降って、土砂が長距離流れた。今まで強い雨は降らなかったから、ギリギリの角度で崩れずに堆積していたものが、暖かくなれば北極域の降雨量も増えるので、今後も同じような崩壊が起こるかもしれません」
これまであまり降らなかった雨。それが今、北極の地に大きな影響を与えているといいます。
松本ディレクター:「上は柔らかいドロみたいな感じで、フカフカしているんですけど、その下にはカチカチの氷がありますね」
渡邊助教:「その辺が永久凍土ですね」
永久凍土とは、年間を通して凍ったままの大地。北極圏に多く点在しています。しかし今、大雨や気温の上昇によってどんどん解け出しています。
渡邊助教:「これはすごい」
松本ディレクター:「急にくぼんでいますね」
渡邊助教:「ここも凍土が解けているからですね」
植物が生い茂る斜面には、ところどころ大きな穴が見えます。実はこれが、永久凍土が解けてしまった跡だといいます。渡邊助教によりますと、永久凍土が解けた場所に雨水などが貯まることで、凍土の融解を加速させるといいます。
渡邊助教:「凍土が割れて、くぼんでいる。そこに水が入り込みやすくなっている。水が集まって融解を進行させている」
このように永久凍土が解けることは、生態系にも影響を及ぼす可能性もあります。雨が降っても周囲の植物ではなく、永久凍土が解けてできた穴に水が貯まります。その結果、周囲の植物に十分な水分が行き届かなくなり、枯れていってしまいます。
渡邊助教:「草を食べる動物たちの場所が減っていくような環境変化も起きていく」
雨が降ることなどで減少する永久凍土。植物が減り、そして動物も減る。さらに、それらを食べる人間にも影響する恐れも…。異常気象は今、北極圏の生態系に大きな影響を及ぼしています。/a>
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