- 福島の除染土 「新宿御苑」でも再利用の実証試験を計画 環境省 | TBS NEWS DIG #shorts
- 全国コロナ感染者2万人6469人 先週から2万人近く減る|TBS NEWS DIG
- 【6月29日(水)】水曜日はカンカン照り…最高気温は豊岡で38℃の予想 危険な暑さ続く【近畿地方】
- ウクライナで“性暴力”124件は「氷山の一角」 国連報告にロシア“異例”途中退席(2022年6月7日)
- “ブラックマンデー”超え 88歳投資家がみた株価大暴落 この不安定な株価をどう見たのか【ウェークアップ】
- 【こども家庭庁】きょう発足 全省庁への「勧告権」持つ司令塔に 一方“財源の議論”など課題も?【記者解説】|TBS NEWS DIG
【関東大震災100年】107歳母が娘に伝えた「火災旋風」 娘が語る“4万人死亡の地”(2023年8月28日)
9月1日で関東大震災から100年を迎えます。「首都直下地震」発生の可能性も指摘されるなか、100年前の教訓から学ぶべきことは。ANNでは、シリーズでお伝えしていきます。28日のテーマは火災です。関東大震災では犠牲者の大半が火災によるものでした。炎を伴う竜巻から生き延びた107歳の女性の体験を、娘が詳細に語りました。
107歳の母の体験を語る飯田征子さん(79):「『こうだった』と言っていました」
関東大震災では、10万人あまりが死亡しましたが、死因の9割が焼死でした。
「火災旋風」という炎を伴う竜巻も相次ぎ、最も被害が大きかった墨田区の公園では4万人ほどの死者が出ました。
この中を生き延びた107歳の市川ふみ子さんは、祖母や3人のきょうだいを亡くした壮絶な体験を娘の征子さんに「今でもきのうのように思い出してしまう」と打ち明けていました。
飯田征子さん:「すごい、わーっと火事があり、七輪が飛んでいたり、荷車が飛んでいたり…。自分も飛ばされて落ちたところにたまたま水たまりがあって(助かった)。もし水たまりがなかったら、やけどで助からなかったかも。それだけ(多くの)亡くなった人がいて、『ごめんなさい。ごめんなさい』と歩いたそう、人の上を。誰かに『背中の赤ちゃん死んでるよ』といわれ、(ふみ子さんらは)その場に置き避難した。『後で思うと可哀想だった』と言っています」
ふみ子さんは現在寝たきりで、自ら話をすることができなくなりましたが、娘の征子さんは「母の体験から皆に次の災害に備えてもらいたい」と願っています。
飯田征子さん:「こういうことはないとは限らない。“あり得ること”だから…」
震災当日の午後、都心では秒速15メートル前後の強い風が記録されていて、防災の研究者は、「風などの条件次第で、現代でも住宅街が広く燃える可能性がある」と、2016年の新潟県糸魚川市の大規模火災を例に、防火対策や初期消火の重要性を指摘しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く