処理水の説明「不十分」7割 内閣支持率4カ月連続で下落(2023年8月21日)
処理水を海に放出する方針について、ANNの世論調査では「賛成」が半数を超える一方、政府の説明が「不十分だ」と思う人は7割に上っています。
(政治部・小野甲太郎記者報告)
海洋放出の判断が迫るなか、ある官邸幹部は、「それ以外、日本に選択肢はない。漁業関係者を支え続けるしかない」と話しています。
政府が、処理水を海洋放出する方針については「賛成」が54%、「反対」が33%でした。
しかし、政府の説明が「不十分だ」と答えた人は70%に上っています。
また、岸田政権にとって悩ましいのは、マイナンバーカードに一体化して健康保険証を廃止するという政府の方針に対して、延期や撤回を求める声が多いことです。
こうした影響もあり、岸田内閣の支持率は4カ月連続で下落し、33.4%でした。
岸田総理としては、来月の内閣改造で刷新感を出したい考えですが、厳しい政権運営は続きそうです。
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