天皇陛下 眞子さん結婚「心配掛け心苦しい」(2022年2月23日)

天皇陛下 眞子さん結婚「心配掛け心苦しい」(2022年2月23日)

天皇陛下 眞子さん結婚「心配掛け心苦しい」(2022年2月23日)

 天皇陛下は23日、62歳の誕生日を迎えられました。

 記者会見では、成年皇族となった長女・愛子さまへの思いを語られました。

 天皇陛下:「いつの間にか二十歳という年齢を迎え、大人の仲間入りをすることになったことを感慨深く思いました」

 愛子さまと共に過ごす時間については、次のように話されました。

 天皇陛下:「愛子は、家族との時間を大切にしてくれており、愛子と3人でいると、私たちのだんらんは笑いの絶えない楽しいものになっています。今後、成年皇族として、思いやりと感謝の気持ちを持ちながら、一つ一つの務めを大切に果たしていってもらいたいと思います」

 一方、儀式が行われないなど、異例の形となっためいの小室眞子さんの結婚については、次のように話されました。

 天皇陛下:「今後、幸せな人生を歩んでいってほしいと思いますが、この間、多くの方に心配をお掛けすることになったことを心苦しく思っています」

 さらに、「皇室を構成する一人一人が役割と真摯に向き合い、国民と心の交流を重ねていくなかで、信頼関係が築かれる」との認識を示したうえで、こう述べられました。

 天皇陛下:「皇室に関する情報をきちんと伝えていくことも、大事なことと考えています」

 また、眞子さんらを巡るバッシングともとれる週刊誌報道やインターネット上の書き込みなどについては、このように述べられました。

 天皇陛下:「一般論になりますが、他者に対して意見を表明する際には、時に、その人の心や立場を傷付けることもあるということを常に心にとどめておく必要があると思います。他者の置かれた状況にも想像力を働かせ、異なる立場にあったり、異なる考えを持つ人々にも配慮し、尊重し合える寛容な社会が築かれていくことを願っております」

(「グッド!モーニング」2022年2月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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