資料館はイワシ虐待?批判の声 人気の展示がナゼ…困惑広がる(2023年8月17日)

資料館はイワシ虐待?批判の声 人気の展示がナゼ…困惑広がる(2023年8月17日)

資料館はイワシ虐待?批判の声 人気の展示がナゼ…困惑広がる(2023年8月17日)

■資料館はイワシ虐待?批判の声

 イワシが水槽の中にギッシリ。訪れる人の目を引く展示です。

 来訪客:「本当にすごいですね。いっぱいいます」「光っていて、きれいです」

 しかし、このイワシの展示を批判する声が上がっています。

 批判の声:「驚くべき過密さで飼育され、不適切である」

 この展示を行っているのは千葉県九十九里町にある「いわし資料館」。指摘されている水槽には約3000匹のイワシが泳いでいます。水槽の大きさは縦1.6メートル、横4.5メートル、奥行きが1.9メートルほどだといいます。この水槽に対してイワシの数が多すぎると、動物の保護活動を行う団体が指摘したのです。

 NPO法人アニマルライツセンター 岡田千尋代表理事:「捕食者(外敵)がやってきて集団で逃げる時に、このくらいの密度になることはある。過剰な状態が続いているのは動物にとって厳しい状況」

■人気の展示がなぜ 困惑広がる

 展示の廃止を求める意見に担当者は…。

 九十九里町 麻生高志主査:「正直、驚いている。そういった意見は今まで聞いたことがなかった」

 来訪客:「イワシは群れ、集団でいっぱいいるものなのかと」

 一方、こんな意見も…。

 来訪客:「魚の立場になったら狭いと思うかもしれないので、もう少し少なくてもいいのかも」

 資料館を管理する町では、イワシの水槽を中止して映像による展示も視野に入れ、対応を協議しているとのことです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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