大和市7歳男児死亡「子どもを取り返したい」児相の保護後 母親が取った行動を元夫が証言【news23】
神奈川県大和市で7歳の息子を殺害したとして母親が逮捕された事件です。元夫への単独インタビューから、息子が児童相談所に一時保護された際に母親の取った行動の一部が明らかになりました。
派遣社員の上田綾乃容疑者(42)。3年前、自宅で息子・雄大くんの鼻や口をふさいで殺害した疑いで逮捕されました。親子の関係について近所の人は。
近所の住人
「私の見る限りはごく普通のお母さん。雄大はスーパーの袋抱えて、お母さんのすぐ後ろをトコトコついてきたり」
その後の捜査関係者への取材で、雄大くんの死因が低酸素脳症の疑いがあることがわかりました。後頭部には仰向けの状態などで強い力で圧迫されたときにできる「皮下出血」があったということです。
雄大くんのきょうだいは3人。長男と長女は20年ほど前、弟は5年前に亡くなっています。
上田容疑者の元夫はJNNの取材に対し。
上田容疑者の元夫
「(Q.上田容疑者は子どもを殺めるような人か)じゃないと俺は思ってます。自分の中では子どもたちは、ミルクの誤飲(誤えん)だったり、新生児突然死と受け止めてずっと生きてきたので」
事件前、雄大くんは児童相談所に2度保護されています。雄大くんが救急搬送された2012年と弟が死亡した2017年です。その理由について児童相談所は。
大和綾瀬地域児童相談所 高須正幸所長
「きょうだいが亡くなっている状況。安全に家庭で養育できるかどうか、とても疑問を持っていた」
雄大くんが保護される際、激しく抵抗することもあったという上田容疑者。その後、元夫にこんな連絡をしていたといいます。
上田容疑者の元夫
「児童相談所に子どもを取られて争ってて、『取り返したい』『自分で育てたい』と。(長男と長女の)死亡診断書があれば、(雄大くんを)取り返せるかもしれないから、(死亡診断書は)あるかって連絡がきて、あるから持っていこうかと渡したことはある」
元夫から長男と長女の死亡診断書を取り寄せたという上田容疑者。児童相談所は雄大くんを施設に入所させようと、2018年に横浜家庭裁判所に審判を申し立てましたが却下されています。
大和綾瀬地域児童相談所 高須正幸所長
「故意に何かをしたという根拠は全くない。在宅でやっていけばいいと判断されたと思う」
上田容疑者は容疑を否認していますが、元夫はこう話します。
上田容疑者の元夫
「本当のことを喋ってくださいという。さんざんかわいがっていたので、その子たちに何かするというのはやっぱり考えられない。嘘であってほしい」
(22日23:20)
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