【台風7号】八丈島 物流や地場産業に打撃 特産品「くさや」の材料入荷できず(2023年8月12日)
東京都の八丈島では台風7号の影響で物流や島の産業が打撃を受けています。
八丈島では台風のため、客船に加えて物資を運ぶ貨物船の欠航もしています。
この影響で島内のスーパーや商店では、生鮮食品を中心に品薄状態が続いています。
買い物客:「キュウリとかネギとか買いに来たけど、1つもない」「大変ですよ、お盆でしょ。ごちそう作るのに物がなくて困っている。買い物どうしようかと思って…」
漁船も漁に出られず、島の特産品である「くさや」の製造や販売も打撃を受けています。
長田商店 長田隆弘さん:「さあ(シーズン)本番と思ったら今度は台風7号。なかなか思うように(材料のムロアジを)入荷することができなかった。ダブルパンチというのがある。漁が出られないということもあるし、(お客さんたちが)来られないということもあるし」
くさやの材料となるムロアジの漁は漁師の不足などによって行われておらず、2年ぶりに再開した矢先だったということです。
また、島の各地区で行われる予定だったすべての盆踊り大会の中止が決まりました。
さらに、建物の窓やガソリンスタンドの設備にテープを貼ったり板を取り付けたりするなど、八丈島では台風接近への備えが続いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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