米政権 ウクライナ支援の追加予算を議会に要請(2023年8月11日)
バイデン政権はウクライナ支援を続けるため、連邦議会に対して追加の予算を通すよう求めました。
アメリカでは去年12月にウクライナ関連の支援に449億ドル(約6.5兆円)を充てた予算が成立しましたが、激しい戦闘で大量の武器・弾薬が消費され、このままでは予算が底をつく恐れが出ています。
バイデン政権は10日、予算編成の権限を持つ議会に対し、ウクライナへの武器・弾薬の提供などの軍事支援に131億ドル(約1.9兆円)、経済や人道支援に73億ドル(約1.1兆円)を盛り込んだ追加の予算を通すよう要請しました。
野党・共和党内ではトランプ氏に近い下院議員を中心に、ウクライナへ巨額の支援を続けることに抵抗感も根強く、議会との調整には難航が予想されます。
また、CNNが4日に公表した最新の世論調査では、ウクライナへの追加の資金援助について55%の人が「議会は認めるべきではない」と答えています。
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