【速報】日大アメフト薬物事件 林真理子理事長らが会見 去年11月「大麻吸った」申告も｜TBS NEWS DIG
日大アメフト部をめぐる違法薬物事件で林真理子理事長らが記者会見を行い、謝罪したうえで、「去年11月にアメフト部員から大麻を吸ったと申告があった」などと明らかにしました。
日本大学 林真理子理事長
「学生が1人、逮捕されました。このことは大変遺憾であり、多大なご迷惑とご心配をおかけしたこと、また、この問題に関して私共が正式に説明いただくことを設けました際に時間を要したこともあわせて、心よりお深くお詫び申し上げます」
林理事長は冒頭、このように謝罪の言葉を述べました。先月6日にアメフト部の寮を点検した際に覚醒剤などを回収し、その後、警視庁に連絡した、いわゆる「空白の2週間」については…
日本大学 酒井健夫学長
「持ち物検査をしてから警察に相談するまで12日。不審物を発見した時点で違法な薬物との確証がなく、ヒアリングしてからまとめて相談しようと考えたためであります」
捜査関係者によりますと、警視庁は去年5月ごろに「部員が大麻を使用している」という情報提供を受け、日大側に事実関係を確認するよう呼びかけ、その後、寮を点検するまでには1年以上が経っていました。
この過程について、学長は新たな事実を明らかにしました。
日本大学 酒井健夫学長
「11月下旬にアメリカンフットボール部に所属する1名から『大麻と思われるものを7月ごろに吸った』という自己申告が指導陣に対してありました。本人の申告のみで物的証拠がないことや、4か月が経過しており、事実の立証は困難だという回答があった。一方で、自己申告した学生に関しては十分指導するよう警察関係者より指導があったため、本人に対してはアメリカンフットボール部の判断で部の指導陣より厳重注意をした」
林理事長は今後、ガバナンスの体制を強化すると訴えました。
日本大学 林真理子理事長
「今後、より一層ガバナンスを強化していくために、報告・情報伝達体制を精査するなど、引き続き仲間たちとともに日々真摯に努めていきたいと考えている。日本大学に対する社会からの信頼を取り戻す」
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