【映像入手】狙われた裏通りの郵便局 小走りで去る姿…逃走中の“刃物男”か(2023年2月17日)

【映像入手】狙われた裏通りの郵便局 小走りで去る姿…逃走中の“刃物男”か(2023年2月17日)

【映像入手】狙われた裏通りの郵便局 小走りで去る姿…逃走中の“刃物男”か(2023年2月17日)

 埼玉県川口市で郵便局員2人が白昼堂々、刃物で切り付けられ現金が奪われた事件。犯人は今も逃走中ですが、番組は容疑者とみられる男が映った防犯カメラの映像を入手しました。

 現在も逃走中の男はどこにいるのか。事件が起きた川口市では、警戒が続いています。

 16日昼すぎ、郵便局で起きた強盗事件。客を装った男は窓口にいた女性に刃物を突き付けて金を要求。その後、近くにいた別の郵便局員2人を切り付け、およそ5万円を奪って逃げました。

 元警視庁刑事・吉川祐二氏:「表通りではなく、裏通りで行われたということ。それが、今回の事件のポイントになるものと思います」

 表通りではなく、裏通りにある規模が大きくない郵便局。犯人はなぜ、その郵便局を狙ったのでしょうか。

 16日、川口市の郵便局で起きた強盗事件。刃物で2人に重軽傷を負わせた男は現在も逃走中です。JR西川口駅からおよそ200メートル離れた住宅や飲食店などが立ち並ぶ地域にある郵便局。犯人の男は西川口駅とは反対の蕨市の方向に逃げたということです。

 パトカーが止まっている辺りが現場となった郵便局です。そこから数十メートル歩き、一本左に入った大通りの手前辺りで刃物の空のパッケージと酒瓶が見つかりました。見つかった刃物の空箱とウイスキーの瓶については、警察が事件との関連を調べています。

 犯人とみられる男が防犯カメラに映っていました。何かを置いているように見えます。

 現場を目にした元警視庁の刑事・吉川祐二さんは郵便局の立地場所から犯人像をこうみています。

 元警視庁刑事・吉川祐二氏:「表通りではなく、裏通りで行われたということ、人通りが少ない場所であると。これは犯人にとっても狙いやすい好都合な場所でもあるんですね。それをまず感じました。1本入った道にある郵便局の場所も知っているということ。また逃げる方向もですね、人混みを避けて反対の方向に逃げていると。そのことから考えて、この付近に対する土地勘はあるとみています」

 そのうえで、現場からそう遠くない蕨市方面に男が潜伏している可能性もあるとみています。

 元警視庁刑事・吉川祐二氏:「犯人が潜り込める場所、いわゆる住居でなくてもですね、拠点であったり、会社であったりとか、そのような場所があって、そこに入り込んだという可能性は高いと思います」

 「外国人風の男」という目撃情報については…。

 元警視庁刑事・吉川祐二氏:「(Q.『外国人風の男』という目撃情報について)可能性はあると思います。川口という所は、アジア系の外国人の方が非常に多いということは言われています」

 男の特徴は30代くらいで、身長165センチから175センチの細身。逃走時は黒いジャンパーに茶色っぽいズボン。白いスニーカーをはき、白いマスクを着けていたということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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