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「ナラ枯れ」対策設備に被害 カブトムシハンター妨害か 「子どもの夢壊すな」抗議も(2023年8月8日)
木が枯れて倒木のリスクが高まる「ナラ枯れ」が急増しています。対策が急ピッチで進むなか、カブトムシハンターによって対策に必要な設備が取り外されたとみられる被害が相次いでいます。
■ナラ枯れ対策で“カシナガトラップ”設置
神奈川県座間市の芹沢公園内の歩道のすぐ近くでは、関係者がなぜかペットボトルを木に取り付けていました。
座間安全・安心推進会 小林覚さん:「周りの木にどんどんカシナガの量が増えて、対策として潜入前に駆除しようと、このトラップを設置しました。ナラ枯れ対策。枯れるのを防止しよう、予防しようということで、大々的に今年から進めることになりました」
ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシ、通称「カシナガ」が媒介するナラ菌により、コナラ・シラカシなどの広葉樹が次々と枯れてしまうことです。
近年は、特に首都圏でナラ枯れ被害が急増していて、3年前のおよそ20倍となっています。枯れた木は倒れたり、枝が落ちたりする危険性があり、今年は急ピッチで対策が進められていました。
座間市の市民団体が作っているのが、ペットボトルの先端部をタコ糸でつなげた“カシナガトラップ”です。
カシナガは「視力が悪く、歩くのが苦手」という特徴があり、ペットボトルに衝突すると抜け出すことができず、下のボトルまで落ちてくるといいます。
小林さん:「この小さい虫が全部カシナガです。黒いのが、ほとんどカシナガです」
他にも粘着シートを使って、カシナガが多く集まり、ナラ枯れしそうな木を検知するなどの対策をしています。
■対策設備に被害 カブトムシハンター妨害か
様々な対策が進む一方で、ナラ枯れを防止するための設備が、取り外される被害が多発していました。一体、何があったのでしょうか。
小林さん:「カシナガが増えると、木の抵抗で樹液の出る箇所が増えます。そうすると、スズメバチとかカブトムシとか色んな虫が増えるわけです。それを目的にやっているとしか思えません」
カブトムシなどの昆虫を採集しようとする人が取り外した可能性があるというのです。市民団体によると、今年はこれまでに、トラップ18件と粘着シートなど12件が取り外されたり、壊されたりしたといいます。
過去にはこんな抗議もありました。
小林さん:「話を色々お聞きしたら、『子どもたちの夢を壊すな』と言っていました。結局、その木は対策もうまくできなくて枯れてしまったんですね」
公園を管理する座間市は、看板を設置するなどして、ナラ枯れ対策への理解を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2023年8月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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