学者も驚愕!日本最大の円墳で新発見 年代異なる大型銅鏡3枚 埋蔵者は有力者か 奈良・富雄丸山古墳

学者も驚愕!日本最大の円墳で新発見 年代異なる大型銅鏡3枚 埋蔵者は有力者か 奈良・富雄丸山古墳

学者も驚愕!日本最大の円墳で新発見 年代異なる大型銅鏡3枚 埋蔵者は有力者か 奈良・富雄丸山古墳

 今から約1600年以上前に造られた富雄丸山古墳。その中腹にある木棺の中から、去年2月、新たな発見が。

「おー!」
「もう1枚!」
「3枚目! 3枚目あった!」
「どうなっとんじゃ、こりゃ」

 見つかったのは銅鏡。直径20センチほどで、さらに3枚。

 土を被った状態だったため、1年以上かけて、慎重にクリーニング作業が行われ、鏡の文様などを観察したり記録するなどして、調査が続けられていました。

 そして、7月。

報告・藤枝望音記者
「こちらの3枚の銅鏡、同じ場所から見つかったのですが、実は模様や作られた年代がそれぞれ全く違うものだということです」

 発見された3枚の銅鏡。

 その中の逆S字型のモチーフが特徴の『き龍文鏡』という種類では、国内最大のものが発見されました。

 他の鏡は、それぞれ三角縁神獣鏡や画像鏡に分類され、別の種類のものだったことがわかったのです。

 製作された年代も異なるもので、最古のものは、埋められる400年ほど前に作られたとみられます。

 さらに、3枚の銅鏡は直径20センチほどと、当時としては大型のものです。

 まさに古代の銅鏡のオールスターが勢ぞろい。

 富雄丸山古墳の中腹では、これまで木棺の近くに、国内最大の蛇行剣や、日本初の盾の形をした銅鏡が副葬品として見つかっていて、考古学ファンを驚かせるような発見が相次いでいました。

 ただ、埋葬されていた人物は不明ですが、果たしてどんな人物だったのか。

 橿原考古学研究所・岡林孝作学術アドバイザー
「時期を重ねない、だぶりがなくて最大400年というような大きな時間幅をもって、一つの埋葬施設の副葬品としてセットになっていると。なかなかこれは偶然とは考えにくいなと。(富雄丸山古墳)全体として見た場合、王権から重視されるような地位の人物ということはいえる」

 次々と日本史を塗り替えるような発見が相次ぐ富雄丸山古墳ですが、埋葬されていた人物は誰なのか。調査は続きます。
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