日大アメフト部員“薬物”逮捕 あす会見前に今夜“緊急理事会”(2023年8月7日)
日本大学のアメフト部員が大麻所持などの疑いで逮捕された事件を受け、関東学生アメフト連盟が7日夜、臨時理事会を開催し、日大への処分などを協議することが分かりました。
7日に送検された北畠成文容疑者(21)を乗せたバスです。北畠容疑者は先月6日、日大アメフト部の寮で覚醒剤成分の入った錠剤と乾燥大麻を所持した疑いが持たれています。
日本大学HPから(8月5日付):「本学アメリカンフットボール部員1名が8月5日に覚醒剤取締法違反及び大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。アメリカンフットボール部については本日より無期限活動停止処分といたします」
違法な薬物が見つかったとされる学生寮。捜査関係者などへの取材で、少なくとも去年から複数回にわたり、警視庁に対して保護者などから「大麻を吸っている部員がいる」などという趣旨の情報提供があったことが分かっています。
捜査車両に乗せられ、警視庁の取り調べを受けた北畠容疑者。認否については明らかになっていませんが、乾燥大麻や錠剤は容疑者のベッドに備え付けられた収納ボックスに入れられていたことが大学側の調査で判明したそうです。
日本大学 林真理子理事長:「(先月に)保護者という方から手紙を頂いて、『こういうことがあるんじゃないか?』ということで、私の方で調査を始めましたが、その手紙がマスコミの方ですとかアメリカンフットボールの関東連盟の方にも行ったりとか、各方面にその手紙が行きまして、私どもでも調査を始めているところです」
「学生を信じたい」と述べていた林理事長でしたが、結果は部員の逮捕という最悪の事態に…。理事長は8日、記者会見で一連の経緯などを説明するとみられます。
また、事件を受け、日大アメフト部が加盟する関東学生アメリカンフットボール連盟は午後7時から臨時理事会を開催。日大への処分をどうするか協議する予定です。
日大が無期限活動停止となった影響で、9月に開幕する上位リーグ「TOP8」の日程見直しも含め、対応に追われています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く