「危ない」ボンネット開き1.5km走行　蛇行の不審車を追跡

「危ない」ボンネット開き1.5km走行　蛇行の不審車を追跡

黒い車がフラフラと蛇行しています。この車が前に割り込んできた時にボンネット部分が壊れ、フロントガラスが割れた状態だったといいます。北海道旭川市で撮影された映像です。

後続車の男性の通報：「事故じゃないんですけど、ボンネットがぐちゃぐちゃの車が蛇行しながら運転しているんですよ」

警察へ通報しながら、助手席に乗っていた女性が撮影し続けたといいます。すると、走行中にボンネットが開きました。前が見えないであろう状態。それでも黒い車は止まることなく走り続けます。

後続車を運転していた男性：「走っている最中、ずっと蛇行運転していたので、すごく危ないなと思った」

黒い車は赤信号を無視しながら、ボンネットが開いた状態で1.5キロほど走り続けたといいます。そして、前方には信号待ちのトラック。あわやと思った瞬間、黒い車はギリギリ手前で停止しました。

後続車を運転していた男性：「目の前が見えない状態で走っていたので、すぐに止めないと危険だなという感じがした」

その後、男性は自分の車を止め、蛇行を続けていた男に声を掛けました。男はフラフラしてろれつが回らない状態だったため、男性は男の車のエンジンを止めたといいます。

そして、駆け付けた警察官が近くに住む37歳の男を現行犯逮捕。男が吐いた息からは基準値の約2倍のアルコール量が検出されました。男は自宅で缶入りのチューハイを2本飲んだと話しているということです。/a>