ニジェール情勢 8月3日の独立記念日が“転換点”か 国境封鎖の長期化に懸念も(2023年8月1日)
クーデターが起きた西アフリカのニジェールに拠点を置く京都大学の教授が現地の様子を語りました。今のところ、情勢は安定しているものの3日の独立記念日以降は不透明だと指摘しています。
京都大学 大山修一教授:「クーデター当日は市内の商店やガソリンスタンド、銀行は軒並み閉まった。2日後にはニアメー市内はおおかた普通に営業していた」
大山教授は京都大学がニジェールに拠点を置く事務所スタッフからの報告として、先月26日のクーデター後も市民生活に大きな混乱はないとしました。
一方で、3日の独立記念日が大きな転換期になる可能性があると話しています。
京都大学 大山修一教授:「(Q.フランスとの断交は?)その可能性は十分にあると思います。8月3日の独立記念日に新たに2回目の独立を進めるんだっていうようなことで」
さらに、大山教授はクーデターによる国境の封鎖状態が長期化すると「食料品などの物資が欠乏するかもしれない」と懸念を示しています。
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