“ジョーカー”男に懲役23年判決 求刑25年に対し 裁判長は…(2023年7月31日)

“ジョーカー”男に懲役23年判決 求刑25年に対し 裁判長は…(2023年7月31日)

“ジョーカー”男に懲役23年判決 求刑25年に対し 裁判長は…(2023年7月31日)

 “ジョーカー”に扮して走行中の電車内で乗客を刺し、火を放った罪に問われた男。懲役25年の求刑に対して言い渡された判決は懲役23年でした。

■“ジョーカー”男に懲役23年判決

 車内に火を放った時、殺意があったのかどうかが争点となっていました。

 おととしのハロウィンの夜、東京都内を走る京王線の車内で発生した無差別死傷事件。殺人未遂などの罪に問われている服部恭太被告に31日、言い渡されたのは懲役23年です。

 検察側は乗客の男性を刃物で刺したうえ、火を放って合わせて13人を殺害しようとしたとして懲役25年を求刑していました。

 一方、弁護側。放火した時には12人は危険性のない場所に退避していて、服部被告に「殺意はなかった。殺人未遂にはならないため懲役12年が相当」だと主張していました。

 東京地裁が殺人未遂と認めたのは13人のうち11人です。弁護側によると、服部被告は中学時代から交際していた女性が別れた半年後に別の男性と結婚することを知ったことなどから死刑になろうとし、事件を計画したといいます。

■求刑25年に対し 裁判長は…

 判決を宣告した後、裁判長が。

 裁判長:「事件や被害者、社会復帰後の生活を考えて生活をして下さい。苦しくても生きて、きちんと対応して、償いをすることは忘れないで下さい」

 こう語り掛けると、服部被告は小さな声でただしっかりと「はい」と答えていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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