小中高の教員で精神疾患が理由の離職者数が過去最多に 文科省の調査(2023年7月28日)

小中高の教員で精神疾患が理由の離職者数が過去最多に 文科省の調査(2023年7月28日)

小中高の教員で精神疾患が理由の離職者数が過去最多に 文科省の調査(2023年7月28日)

 2022年度に実施された学校教員における統計調査の中間報告が公表され、公立の小中高校において、精神疾患が理由で離職した教員数が過去最多となりました。

 文部科学省は28日、2022年度に行った学校の教員構成や異動状況などの把握を目的とした調査結果について、中間報告を公表しました。

 そのうち2021年度の間で、離職した理由が「精神疾患」と回答した教員が公立小学校で571人、中学校で277人、高校で105人となり、新たに回答項目として追加された2010年度の調査以降、いずれも過去最多になりました。

 また、「転職のため」と回答した教員も公立小学校で2083人、中学校で1277人、高校で640人で、調査が始まった1977年度以降、過去最多です。

 2022年度の勤務実態に関する調査では、小・中学校で一日平均でおよそ11時間と依然として、長時間勤務の教員の多い状況が明らかになっています。
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