4年ぶりの花火大会“場所取り”も暑い!今年の夏、どこまで暑くなる?【news23】|TBS NEWS DIG

4年ぶりの花火大会“場所取り”も暑い!今年の夏、どこまで暑くなる?【news23】|TBS NEWS DIG

4年ぶりの花火大会“場所取り”も暑い!今年の夏、どこまで暑くなる?【news23】|TBS NEWS DIG

25日は全国の160地点以上で猛暑日を観測する暑い1日になりました。東京・葛飾区では4年ぶりに花火大会が開催。花火大会での暑さ対策とは…。

■家族のために場所取りをする男性「死ぬなと思ってテントを」

逃げ場のない、強い日差しが照りつけていました。

記者
「葛飾区の花火大会会場です。25日の午後2時現在、手元の気温計では37.3度を示しています。花火の打ち上げまで5時間前ですが、少しずつ場所取りのお客さんが集まってきました」

25日の夜、東京・葛飾区で4年ぶりに開かれる花火大会。暑いなか、少しでもいい場所で見ようと、場所取りする人の姿が数多く見られました。

千葉から来た親子
Q.何時ぐらいからここにいるんですか?
「12時半。暑い、暑い」
Q.暑いときはどうするんですか?
「扇風機をかけて、飲み物いっぱい飲む」

東京都心では最高気温が36.6度まで上がり、7月で7回目の猛暑日を記録。これにより7月の猛暑日が、2001年の過去最多と並びました。

この暑さで欠かせないのが熱中症対策です。花火会場には救護所が設けられているほか、熱中症への注意が呼びかけられていました。

しかし会場内には、日差しから逃れるための場所はないため、基本的には自分の身は自分で守るしかありません。

午後から仕事を休み、家族のために場所取りをする男性は…

葛飾区在住の男性(39)
Q.ちゃんとテントも張っていますが…
「最初はそのまま来ようと思ったんですけど、たぶん死ぬなと思ってテントを持ってきました」
Q.熱中症対策は?
「水筒と、冷凍の飲み物。(中身は)ポカリ、スポーツ飲料とカルピス」

25日は関東を中心に、各地で猛暑日が続出。建物の外では、暑さから逃れることはできません。

全国で最も暑かったのが群馬県伊勢崎市です。午後1時ごろに気温が39.5度に達し、災害級の暑さとなりました。

午後5時時点で猛暑日を観測したのは、160地点を超えました。果たして今年の夏は、どれくらい暑くなるのでしょうか?

気象庁 異常気象情報センター 楳田貴郁所長
「もう既に気温が高くなっておりますので、先のことではなくて、もう今から注意が必要ということだと思っております」

気象庁は、8月から10月にかけて予想される気温について、平年と比較していずれも全国的に高くなることが予想されるとして、熱中症の危険性が高まることへの注意を呼びかけました。

夕方、葛飾区の花火大会の会場周辺では…

警備員
「横断歩道のご利用をお願いします。大変混み合っております」

警備員が誘導するなか、最寄りの駅からは来場者の長い列ができていました。

そして午後7時20分、約2万発の花火が夜空を彩りました。この夜、会場に詰めかけたのは約77万人。その1人1人の胸に刻まれました。

来場者
「すごい。最高でした」
「コロナで何もできなかったんですけど、花火見て、これからももっと楽しめることがあるのかなって」

今後も各地で開催される花火大会。例年以上に暑さへの備えが必要です。

■高気圧や台風の影響で連日の猛暑予想…夜間も熱中症に注意

小川彩佳キャスター:
久々の花火大会で皆さん笑顔でしたけれども、各地で危険な暑さが続いていますよね。國本さん、この尋常ではない猛烈な暑さはいつまで続くのか?

國本未華 気象予報士:
まだ始まったばかりという状態です。

小川キャスター
まだ入口ですか。

國本 気象予報士:
そうなんです。25日も本当に暑かったですけれども、お伝えしていたように、伊勢崎では39.5度まで上がっていきました。

25日には、気象庁から「高温に関する全般気象情報」という情報が発表されました。全体として8月1日ごろにかけて、極めて気温が高い状態が続くという呼びかけです。

ただでさえ暑いこの時期に、さらに警戒を呼びかけるものとなっていますので、とにかく熱中症などの健康管理にはお気をつけください。

具体的に26日、27日と、どのような地域で気温が上がるのか。26日は関東周辺や東海地方、九州、それに北海道も帯広周辺でフェーン現象の影響により気温がぐんと上がります。

これが26日、さらに27日とほとんど変わらないような状況で、暑さがまだ長引きそうです。特に関東内陸や東海は、40度近い暑さも予想されています。

小川キャスター:
なぜ、これほどまでの暑さが続くのでしょうか?

國本 気象予報士:
高気圧が強いということはあるんですけれども、それに加えて今は台風5号が発生していて、周辺の暖かい空気が上昇し、ちょうど本州付近に降りてくるのです。上空から熱い空気がどんどん本州付近に降りてくるので、高気圧が強まる一方という状況になっています。

実は、さらに南に別の低気圧もあり、これもまた台風のように、日本付近の高気圧を強める働きをしてしまいます。

少なくともおそらく10日間ぐらいは、このような猛暑が続きそうです。26日、27日、それ以降もずっと高気圧が覆う状態が続くんですけれども、平年より範囲も広いですし、強さも強いという状況です。息苦しいよう…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230726-6099730)

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