幼児やけどで1億円賠償命令 “熱々”チキンナゲット落ちて…米マクドナルドに判決 #Shorts
チキンナゲットが落ちて幼児がやけどをしたとして、家族がアメリカのマクドナルドに損害賠償を求めていた裁判で、1億円超の支払いを命じる判決が言い渡されました。
やけどを負った女の子の母親 フィラナ・ホームズさん:「期待していなかったので、これは私にとって公平以上のものです」
CNNによりますと、2019年、当時4歳だったオリビアちゃんは母親とともにフロリダ州にあるマクドナルドのドライブスルーを訪れ、チキンナゲットを購入しました。事故はその時に起きました。
ホームズさん:「オリビアがひざの上にチキンナゲットを落とし、それが太ももと車のシートベルトの間に挟まって、やけどを負った」
母親らは「娘の体に傷痕を残した」として、およそ21億円の損害賠償を求めてマクドナルド側を提訴しました。
7月19日、言い渡された判決は驚くべき内容でした。
陪審:「原告側が被った代償として、総額80万ドル(約1億1200万円)の支払いを命じる」
陪審は熱々のチキンナゲットでやけどをする可能性について、マクドナルド側が適切な注意や扱い方に関する指示を怠ったと認定したのです。原告側が被った苦痛や傷跡、精神的苦痛、さらに不自由になって生活が楽しめなくなった賠償として、損害賠償の支払いを命じました。
判決にオリビアちゃんの母親は「オリビアの声に耳を傾け、陪審が公正な判決を示してくれたことに満足しています。うれしいです」と述べています。
現地メディアによりますと、判決後、マクドナルド側は声明を発表しなかったということです。
(「グッド!モーニング」2023年7月25日放送分より)
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