- 「最恵国待遇」撤回で法改正案が審議入り
- 老舗が作る!新感覚“ご飯のお供”・・・大豆ミート・味噌【あらいーな】(2022年5月16日)
- 『日本語を猛勉強』『電話で現地の人の悩みを聞く』大阪で暮らすウクライナ避難民一家のいま「満足しているけど『母国に帰れたら…』と頭をよぎることがある」(2022年8月24日)
- 埼玉県警の女性刑事 捜査中に大根万引きし逮捕 逃走しようと79歳女性の警備員に暴行(2023年12月13日)
- 「顔が血だらけ」郵便局に刃物強盗 男性局員が顔切られ重傷 男は現金奪い徒歩で逃走【記者中継】|TBS NEWS DIG
- 【ニュースライブ】岸田首相“防衛増税”に理解求める / ウクライナ広範囲でインフラなど攻撃 / 北朝鮮 大出力の固体燃料エンジン“燃焼実験成功” など―― 最新ニュースまとめ(日テレNEWS)
繰り返された窃盗行為 地に落ちた「カツオ水揚げ日本一」の名声 復活切り札は若手が挑む“デジタル化” 静岡・焼津漁港|TBS NEWS DIG
シリーズ「現場から、」です。相次ぐ冷凍カツオの窃盗がおととし発覚した静岡県の焼津漁協。犯罪の要因となった港の「古い体質」を根本から変えようと、若手を中心に「デジタル改革」を始めています。
焼津漁港のベルトコンベヤーを流れる色とりどりの魚たち。この映像は、焼津市の機械メーカー「イシダテック」が開発中のAIによる冷凍カツオの選別システムです。
イシダテック 事業推進室 中原正寛さん
「コンベヤーの上にカメラを設置して、撮影した魚がカツオであるかないか、重量を判別するシステムを検証している」
焼津漁協と共同で開発が進められる最新のデジタル技術。カツオの街・焼津のブランド力復活の切り札として期待されています。
焼津漁港では長年、一部の漁協職員と業者が共謀して「小遣い稼ぎ」を目的に、冷凍カツオを計量せずに外へと運び出す窃盗行為を繰り返していました。被害額は少なくとも数十億円規模に。カツオの水揚げ日本一の名声は地に落ちました。
不正がはびこった背景には、アナログで閉鎖的な市場の古い体質がありました。
焼津漁協 小梁金男 常務理事
「ネットワーク化して、ここで量った重量をすぐに誰かが確認できる状態を目指している」
以前は紙ベースで一部の職員らが管理していた計量データなどをデジタルで「見える化」し、透明性を確保します。
焼津漁協 小梁金男 常務理事
「事件以降、焼津漁協は変わらなきゃならない。そのためにデジタル化は大変有効なツールだと思っている」
しかし、漁港のデジタル化には大きな壁が立ちはだかります。多額の初期投資が必要で、年配の職員は順応に時間がかかるなど多くの課題があります。
計画は数年がかり。ただ、今、始めなければ手遅れになると、若手を中心に危機感が強まっています。
この日、焼津漁協の会議室に集まったのは30代から40代を中心とした職員たち。去年、発足した「焼津魚市場改善改革チーム」です。若手を中心にデジタル化についてさらなる議論を進めています。
焼津漁協 橋本健さん
「いま、変わる時だと思っています。考え方を根本から変えて、少しでも信頼回復につながるなら、1日でも早くデジタル化が進んでいけばと思っています」
デジタルを武器に悪しき慣習を断ち切り、信頼を回復できるのか。焼津漁協はまさに今が正念場です。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/V0iXJTd
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/QORN7q0
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/1o6WwpJ
コメントを書く