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「未利用魚」サブスク会員1万人へ 月1回“知らない魚”お届け 漁師も増収「救世主」(2023年7月21日)
水揚げされても市場に出回らず廃棄されてきた魚を、サブスクリプションで食卓に届けるサービスが広がっています。
■会員数1万人 月に1回“知らない魚”お届け
「イラ」「マトウダイ」「オジサン」。これらは、規格外や認知度が低いといった理由で、廃棄されることもある魚「未利用魚」です。
そんな未利用魚が、本格和食や絶品イタリアンに大変身。行き場を失った魚を有効活用する動きが広がっています。
福岡市に本社を構えるベンチャー企業では、様々な未利用魚を漁師から直接買い付けています。
ベンナーズ 井口剛志社長(28):「これはキコリダイです。ほぼ市場には流通していないのでは。通常だと同じサイズのマトウダイが何匹かそろって一つの規格になるんですけど。我々はこういうサイズがバラバラで、一つの規格にならないような規格外の魚を積極的に漁師さんたちから買わせていただいています」
水揚げされたその日のうちに工場で加工。しょうゆ漬けなどにして特殊な方法で瞬間凍結します。
そうして出来上がったのが、こちらの商品。未利用魚に特化したサブスクリプションサービスを開始し、月に1回、様々な加工品を届けます。
解凍して温かいご飯に乗せたり、焼くだけで本格イタリアンが楽しめたりなど、手間も掛かりません。
おととし450人だった会員数は、現在1万人に迫る勢いです。
■水揚げ量約35%が未利用魚 漁師“救世主”
なぜ、このようなサービスを始めたのでしょうか?
ベンナーズ・広報担当 江原優希さん:「日本の総水揚げ量の約35%が未利用魚の区分になると言われています。それを有効活用できたら、かなり大きいかなと最初に可能性を感じた」
食品ロスの削減だけではありません。漁師さんの収入につながるよう、餌(えさ)や肥料用など安い値段でしか売れない魚を相場の10倍で買い取ることもあるといいます。
元漁師(現在は卸売業) 島田祐樹さん:「未利用魚って、漁師さんにとってはお金にならないことが多い。そういう意味では、付加価値を付けて広めてくれている。簡潔に言ったら、救世主」
都内の学校給食で未利用魚が提供されている写真です。また、レストランのメニューにも採用されるなど、魚離れが進むなか、未利用魚の消費は拡大しています。
江原さん:「全国でとれた未利用魚、天然魚を全国のお客様にお届けできればと思っているので。そこの強化を頑張っていきたい」
(「グッド!モーニング」2023年7月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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