学生29人がコロナの影響で内定取り消しも「水準はコロナ前に戻りつつある」(2022年9月16日)
新型コロナの影響による事業所の経営悪化で、今年入社予定だった学生29人が企業から内定を取り消されていたことが分かりました。
厚生労働省によりますと、今年3月に卒業予定だった学生のうち、企業から採用の内定が取り消しになったのは27の事業所で50人でした。
このうち新型コロナの影響で事業所の経営状況が悪化したことが原因とみられるのは29人となり、半数を超えましたが、去年と比べて95人減りました。
全体の人数も去年より86人減っていて、新型コロナの感染拡大によって採用を取り消される学生は2020年に140人となりましたが、減少傾向で、感染拡大前の水準に戻りつつあります。
業種別では卸売りや小売業が最も多く、15人でした。
厚労省は今後について「取り消しの数は減少しているが、採用意欲が戻っていない業界もあるため、状況を注視したい」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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